3月29日

RACTABドームでの一戦

ダンススタジアム新人戦

一条は優勝だけを目指して踊り切りました。

今回もAブロックとBブロックの前半後半の入れ替え制

一条はAブロックだったので、代表の2人を残して部員は退館してひたすら結果発表を待つ

夕方、5時半ごろか

審査結果が発表される

一条の名前は最後まで呼ばれることはない

代表ふたりと残りの部員たちのところへ

審査の結果を伝えなければならん

何もなかったよ、 と

待っていた部員たちは驚いておりました

何もない  てどういうことなん

なんで と事態を把握出来ない様子が数秒続きました

踊り手たちのこの感覚は大事やな と思います。

自分たちのダンスはどこにも負けていないと

顧問はあいかわらずの顧問バカなので
一条がいちばんよかったと

そう思います

しかしながら顧問バカに到達するのは並大抵のことではない、

苦難の道を進まねばならん

その果てに顧問バカかある

はたして素晴らしい演技はたくさんあるし、もちろん審査が間違いであるわけではない、それはどの大会でもいつでもそうであります。

よい審査結果を得られる時もあればそうでない時もある

ただ何度も何度も作り直し、粘り強くその作業を続け、よい作品になったなぁ

よいチームになったなぁ

と彼らの踊りをリアルに見ながら実感いたしました。

テーマがあり、展開があり、ストーリーがある

一条にしかない一条らしいダンスで、他校作品とは明らかに一線を画すものでありました。

その時、そこにいる その人たちでしかできないダンスを立ち上げる

そのフィロソフィーを貫く

一条のスタイルは群を抜いておるな と

会場でも他校の先生方から一条、よかったというお声をたくさんいただきました。

また他校の生徒さんが一条がよかった、と噂しているのを各所で耳にしました。

だが表彰されることはない

ダンスの大会に出るということはそういうことであり、

そして同じような

一条ダンス部顧問と同じような思いを、多少の数の他校ダンス部顧問の先生方が抱いているだろうことも想像に難くない

ですな

独善に陥らず、ひとりよがりにならず

広く穏やかで慎ましく

時に牙をむく覚悟をもってやり続けるしかあるまいな

南無三